皆さん、こんにちは。
この記事では私の投資戦略について説明させて頂きたいと思います。
なんとなく行き当たりばったりの投資をしてもうまくいきません。
しっかりと戦略を立て、一貫した投資を続けることが大切です。
私が尊敬する投資家の奥野一成さんは投資を『知の総合格闘技』と言っています。
経済や社会動向等を踏まえ、世の中の動きをキャッチし、それらの情報を組み合わせて自分なりに仮説を立て、勝てる投資先を選ぶことが必要だと述べています。
大変難しいことを言っていますが、こういったスキルはビジネスパーソンは身につけるべきスキルです。
ただお金を増やすだけではなく、ビジネスパーソンとして磨きをかけることが出来ることも投資の素晴らしさの1つだと感じています。
置かれた環境や目指したい内容によって投資スタイルは千差万別です。
ぜひ自分にあった投資戦略を考えて見て下さい。
私の投資スタイル:株価暴落時に一気に買い増せ!!
まず私の投資スタイルとその理由について説明させて頂きます。
多くの本やYoutubeなどから自分に合った投資スタイルを選びました。
◆米株ほぼ100%
◆長期分散投資が可能なインデックス・ETFが基本
⇒毎月コツコツ一定額を積み立て(NISAとiDeCoを最大限活用)
◆有望な個別株にも長期投資
⇒事前に見極めておき、暴落時に一気に買い増し。
アメリカはダントツの世界No1市場です。
米国の時価総額における市場シェアは43%と、東京証券取引所の5%比べ大きな差があります。
過去のデータからも、長期的に見れば米国株式市場は堅調に推移しており、S&P500(米国の大手500企業で構成)などの代表的な指数は安定的に成長を続けています。
長く持つほど負ける可能性が極めて低くなるのです。
例えば、S&P500の歴史をみると15年以上持ち続けた場合、どの時点から投資しても負けることはありませんでした。
日本は最近こそ株価の高値が更新されましたが、ここと30年以上もの間ずっーと高値が更新されませんでした。
つまり、日本にインデックス投資した場合、利益を享受出来なかったことを意味します。
恐ろしいですね。
私のメイン投資先の1つは幅広く分散可能なインデックス・ETFです。
私自身S&P500にコツコツ毎月一定額を投資していますが、例えばここに投資すると米優良企業の500社に分散投資されることになります。
しかもその企業も業績が悪いと除外され、新たな優良企業が組み入れるという厳選なルールがありますから日本と違い信頼度が高いです。
ちなみに、ここへの投資はNISAとiDeCoを最大限活用しています。
有望な個別株を事前に見極めておき、暴落時に一気に積み増しします。
理由はS&P500などのインデックス投資を大きくアウトパフォームするポテンシャルが高い為です。
こちらも長期投資を前提としていますので短期的な株価の上げ下げは気にしません。
なお、個別株を購入するときはその投資先に私自身が精通していることを前提としています。
例えば、私はテスラに投資していますが、私自身自動車業界で長く働いているのでテスラの凄さを理解しています。
ですので、株価が下がっても自信を持って持ち続けることが出来るのです。
優良な個別株の見極め方
では、次に優良な個別株の見極め方を説明します。
以下3点を満たした企業が投資すべき素晴らしい会社だと考えています。
これは奥野一成さん著書の「教養としての投資」、「投資家の思考法」から抜粋したモノで、私はこの考えに倣い優良な会社を見極めています。
ちなみに、奥野さん自身投資の神様であるウォーレンバフェットをリスペクトしており、その考え方を存分に取り入れています。
人口動態のような不可逆的な長期潮流があるか
具体的には、「今年や来年に何が流行るか?」などといった近視眼的なものではなく、「数十年後も不可逆的なトレンド」だと言い切れる変化を捉えていく。
例えば、世界的な人口増加や、「長生きしたい」という欲望や、国家財政の悪化などは、長期的な潮流だと言えます。
私が投資しているテスラは電気自動車により排気ガスがない車を生産しています。
カーボンニュートラルの促進が各地域で求められ、各国の政府が補助金を出すなどEV化が推奨されています。
EV化の波は長期潮流だと言わざるおえません。
圧倒的な競争優位性があり、産業障壁と言えるまでに高められているか。
具体的には、「今更その人たちの向こうを張って勝負しようだなんて、誰も思わないほど圧倒的に強いか?」ということです。
例えば、わかりやすい例をあげるとコカ・コーラです。
コカコーラは世界中どの店に行っても購入出来ることができ、皆が認知しているブランド力を確立しています。
私自身、コカコーラは美味しいことを知っていて味のクオリティに安心感がありますのつい買ってしまいます。
また、大量生産も出来ますので量効果によるコスト低減も実現しています。
つまり、今からコカコーラに代わり競合しようとすりもじゃ大変厳しい市場環境が出来上がってしまっているのです。
本当に世の中にとって必要か?という問いに答えられる企業を探す。
その企業が無くなることで、世の中にどんなインパクトがあるのか。
もし深刻なインパクトがあるのだとすると、その企業の付加価値は高いといえます。
その典型はディズニーです。
世界中で人気が高く、多くの人が長時間並んでもテーマパークに行きたがりますよね。
もしディズニーが突然なくなってしまったらと考えると困る人がたくさん出てくるのは容易に想像出来ます。
現在(23/5時点)のポートフォリオ
これが私のポートフォリオです。
昨年株価が暴落しましたので個別株へ大きく投資しました。
その結果、個別株の投資比率が65%と非常に大きくなっています。
アップル、ディズニー、テスラは誰もが知る企業だと思いますが、今後も有望であり、株価暴落は大きなチャンスでした。
何年かに一度やってくるこういった大チャンスを逃してはいけません。
但し、株価が下がり続ける中、買い迎えることは大きな勇気と自分が選んだ投資先への信頼が必要です。
一時期は損失が出てましたのでそれで夜寝れなくなってしまうような人にはお薦めしません。
そういう人はコツコツとインデックス投資をすることをお薦めします。
この方法が誰でも出来る一般的な王道ですから躊躇うことはありません。
私自身、個別株の株価上昇後は現金を貯めながら暴落するまでコツコツとインデックス投資をしたいと思っています。
ただ、人と同じ事をやっていても面白くないし、突き抜けることは出来ないので個別株にもチャレンジしています。
<今後の投資の展望>
・株価が既に高くなってきたのでS&P500を毎月決まった日付に淡々と積み増し
・また、優良な個別株が見つかれば暴落時に購入
・米株だけだと分散として弱いので日本・新興国への投資も検討中
(参考)ビジネスパーソンに投資が必要な理由
投資で成功するために重要なのは「総合力」だと考えています。
総合力とは、バラバラになっているものを1つにまとめ上げる力のことです。
ビジネスパーソンに必要なスキルは学校で習った国語や数学といった1つ1つの強化の知識ではなく、それまで学んできた各科目を組み合わせる能力です。
Googleで検索するだけでは得られない自分なりの主張・考えを持つことが、ビジネスでは非常に大切になります。
なぜならビジネスは答えが決まったモノを当てるものではなく、回答がない中でその答えを導かなければならないからです。
世界中のビジネスエリートは自分なりの仮説構築・検証という思考癖を当たり前のように持っています。
ビジネス経験を豊富に持っている方々は理解しているのではないでしょうか?
投資で成功するためには、幅広い知識を身につけるのと同時にそれを上手に組み合わせて自分なりの仮説を持つ必要があります。
ウォーレンバフェットが「私は投資家であるがゆえにより良い事業が出来る」と断言している通りです。
奥野一成さんは、まず我々は労働者2.0のマインドを持つべきと言っています。
- 労働者1.0 = 日々の生活のために働いている人たち。労働者としてのマインドセットしか持ち合わせていない。
- 労働者2.0 = 自分で主体性を持って働く人たち。広い世界に目を向けている。投資家の思想を持っている。
つまり「他人に働かされている」というマインドセットを「自分が働いている」に切り替えて、自己資本を他人に搾取されるのではなく、自ら主体性を持って働くようになろうということです。
そして「自分が働く」と「自分以外を働かせる」という2つを組み合わせることが労働者2.0です。
私は労働者1.0でありたいと1ミリも思いません。
そんな人生は絶対嫌です。
そして将来的には脱サラするぞ!!と思っています。
但し、仮説構築・検証という思考癖は一夕一朝で得られるモノでもありません。
習慣化させ、時間をかけて積み上げていかなければなりません。
だからこそその良い教材として投資は最適なのだと思っています。
このビジネスの本質の力を持つと昇進や転職、起業に必ず役立ちます。
お金も増やせて、自分も成長出来て最高のツールだと思いませんか?
金額は大きくなくて良いのでまだやっていない方はぜひ投資を始めて見て下さいね。